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巻き方症状別!手首のテーピング
手首の外側・小指側:マウス腱鞘炎・TFCC損傷
1カ所貼るだけで痛みを軽減
手首の痛みを軽減する巻き方のうち、最もカンタンにできる1本だけ貼る方法。
親指と小指をあわせて固定したい形を作って、そこにグルリとテープを巻くように貼るだけ。
また同じ場所に貼る方法で、完全に巻いてしまわずに2本使う方法も。
この方法では手首の内側には貼らないため、ぐるっと巻いてしまうと手首の内側がかゆくなる!という方にはおすすめですね。
手首をガッチリ固定したい!ときの簡単な巻き方
1カ所だけ貼る方法では物足りない!というときには、よりしっかりと手首を固定する巻き方もあります。
こちらの方法では手を開いた状態で巻いていきます。
手首の形状に合わせて角度をつけて巻くのがポイントです。
TFCC損傷に有効な手首小指側からの固定
テニスやバトミントンといったラケットを使うスポーツをする人に多いTFCC損傷。
症状が重い場合や今ひとつ固定できていないと感じるときには、小指側だけでなく手首にテープを追加することによって補強できます。
おれもTFCC損傷。TFCCだと出っ張ってるとこでなく、出っ張りから手の方側の凹んだとこじゃないかな。そっち側に手首倒したりドアノブひねると痛い感じ。TFCCは治らないので悪化しないようにテーピングした方がいいよ。
— COZY (@cozy_climber) 2017年10月18日
手首をリストサポーターで固めて、小指の付け根をテーピングで固定すれば痛み無くデレステが出来ることが判明。
デレステやるぞやるぞ
— あとり@デレステP (@atoricoco) 2017年11月4日
手首の内側・親指側が痛い:ドゥルケヴァン病など
書き物をすることが多い人だけでなく、スマホの片手操作の多い人、ゴルフをする人ではのスイングのときの負担が原因となり「ゴルフ腱鞘炎」が起きることも。
そうした親指側の負担を下げ、腱鞘炎を予防するにもテーピングが有効です。
負担を減らしてドゥルケヴァン病などの腱鞘炎予防
整骨院で手の腱鞘炎予防のテーピングを聞いたのでメモ
・テープは5cm幅伸縮性タイプ(画像は100均)
・手を書き物の時と同じ角度に
・親指から手首にかけて一枚貼ったら手首にもう一枚一周
・必要なら親指の付け根にも一周貼っても良い pic.twitter.com/g3QWvCs9lf— 鍵無マガイト(ガタケG-21a (@mamelong_ss) 2016年3月29日
親指の付け根に違和感があるときの巻き方
2枚のテープを指の根元にクロスするように貼り付け、そのクロスから延長するように手首まで合計3本のテープで固定する方法です。
ここからさらに補強するために手首に1周、テープを追加する方法もあります。
手首を動かすと痛い:捻挫など
手首をひねったかな?というときの痛みを和らげられるテーピング。
固定して負担を減らし安静を保つことで、早めの回復も期待できますね。
あ、そう言えば
手首捻って
彼が手当てしてくれた。てあて=手当て
本当にテーピングが
痛みを和らげる
ありがとー pic.twitter.com/FBA4vmcKFr— ♥.。.:*saryu… (@chaorlee) 2017年11月1日
内・外へ曲げる動きを制限
動画では手首を外側に反らしたときに痛みが出るケースに対応して手のひらがわに「*」のような形で貼っていますね。
内側に曲げたときに痛む場合には、同じ巻き方で手の甲側に巻くことで対応できますよ。
手のひら側へ曲げたときの痛みは、もっとシンプルに3本でサポートすることもできます。
手首の真ん中や手の甲から手首にかけての痛み
パソコンの入力作業やピアノなど指を多く使う人では、手の甲から手首にかけて痛みが出ることも。
テーピングを巻く前のアンダーラップ
巻き方も意外と簡単で有効活用できそうなテーピング。
しかし粘着性のあるテープだけに、特有の問題も。
「テーピングの糊で皮膚が負ける・かぶれる」
「剥がすときに体毛を巻き込んで痛い」
そんなときには、アンダーラップを活用しましょう。
アンダーラップとは、テーピングの前に貼る予備テープのこと。
先ほどご紹介した、親指のテーピング方法の動画で最初に巻いていた黄色いテープ、あれがアンダーラップです。
皮膚の保護を目的としているために、それそのものには圧迫や固定といったテーピング効果はありませんが、テーピングの前に巻いておくことで痛~いトラブルを回避できます。
毎日テーピングを巻くというときなどには特に、アンダーラップを巻いておくと安心ですね。
糊が付いていないため、水分を含ませるか専用のスプレーを使用して留める必要があります。
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似ているようで目的の違うキネシオテープ
テーピングテープと似たものに、キネシオテープがありますね。
テーピングの場合は、圧迫と固定を目的としていますが、キネシオテープの場合には「隙間を作ること」が目的。
キネシオテープは関節や筋肉を伸ばした状態で、テープを張る
通常の関節位置ではテープがたるみ、皮膚と皮下組織のあいだのテンションをさげる
患部の血行や新陳代謝を促進引用「Yahoo!知恵袋」
患部の血行を促進することにより、酸素や栄養が行き渡り疲労の回復が早まるなど自然治癒力を高める効果があります。
またキネシオテープの場合には通気性の良さやそのまま入浴が可能。
痛みが出ていて動かせないというときにはテーピングテープ、痛みが出るほどではないけれども患部がちょっとだるい・疲れが取れないというときにはキネシオテープという使い分けも考えられますね。
【キネシオテープの使用例】
では、次からはテーピング以外のもので何とか解決する方法をご紹介します。