スポーツの最中や転んでしまって捻挫や骨折。
そんな心当たりもないのに、「手首が痛い」?
その痛み、テーピングで解決できるかもしれません?!

PCやゲームで手首が腱鞘炎。自分でできる対処法を教えます

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手首の痛みを解決する方法、テーピング

学生時代の部活動などスポーツ経験者では、テーピングと言われて「あれか」と思い出せる方が多いのでは。

関節や筋肉などにテープを巻いて固定するテーピングは、ケガの予防や悪化の防止によく利用されています。
また捻挫や骨折の救急措置としても使われることがあります。

手首の積み重なった負担・疲労が原因となっている手首の痛み。
腱鞘炎などは「一番の治療は使わないこと」とも言われるほど「休めること」が大切な症状です。

意識して手首を使わないようにするというのはなかなか難しいものがありますが、テーピングで固定してしまえば負担を軽減することができ、予防や悪化の防止に役立ちます。

腱鞘炎などで整形外科へ行ってみたけれど、湿布を出されて終わり・・・え、本当に大丈夫?
そんな不安を感じることもありますよね。

また手首の負担を感じ、腱鞘炎などに発展することが心配だな、というとき。
テーピングを活用して、頑張った手首を休めてあげましょう。

なんだか手首が痛い・・・その原因はどこにあるの?

重いものを持ったり、パソコンやスマホの操作、家事など思いがけず毎日大きな負担をかけている手首。
休めることがあまりないこともあり、日々の何気ない積み重ねから痛みやしびれといった症状が出てくることも。

捻挫や骨折の心当たりもないのに手首が痛いというとき、考えられる原因にはいくつかあります。

手首の外側・小指側が痛い

手首の外側、小指側が痛いときに考えられる病気は

  • 腱鞘炎(マウス腱鞘炎)
  • TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

があります。

腱鞘炎(マウス腱鞘炎)

腱鞘炎には小指側ではなく親指側や手首から肘にかけて痛みがでるといった場合がありますが、小指側に痛みが出る「マウス腱鞘炎」と呼ばれるタイプもあります。

長時間パソコンを使用する際、不自然なマウスの持ち方をしていたり手に合っていなかったりといった負担が原因となって起こります。

TFCC損傷

小指側に痛みが出たり、引っかかったような感覚のあるTFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)。
スポーツや転んだときに起きることもありますが、手首を使いすぎたときにも起こります。

「手首を捻挫した」と整形外科を受診したらTFCC損傷と診断された、なんていうことも。

手首の内側・親指側が痛い

手首の内側、親指側が痛いというときに考えられるのは

  • 腱鞘炎(ドゥルケヴァン病)
  • 手根管症候群
  • 拇指CM関節症

などがあります。

腱鞘炎(ドゥルケヴァン病)

手首の親指側に痛みが出る特徴があるドゥルケヴァン病。
手首の腱鞘炎ではこのドゥルケヴァン病かマウス腱鞘炎かのどちらかで起こることがほとんど。
スマホの普及によって、最近特に増えているそう。

手根管症候群

腱鞘炎と間違われやすい手根管症候群。
手根骨と横手根靭帯という骨と靭帯の間にあるトンネルのような隙間に通っている正中神経が圧迫されて痛みが出ます。

このため、手首から手のひらにかけて、親指から薬指の親指側半分までの範囲に痛みやしびれが出ます。

拇指CM関節症

親指の根元にあるCM関節が変性してしまうことによる拇指CM関節症は、親指の使い過ぎが主な原因。
親指の負担が大きいことによって、CM関節の軟骨がすり減り関節が変形してきてしまい腫れや痛みの原因に。

手首の真ん中が痛い

手首の真ん中が痛いというときに考えられるものに「キーンベック病」があります。
はっきりとした原因は特定されていないものの、月状骨が潰れてしまい、動かしたときに痛みが出たり動きにくかったりといった症状が出てきます。

そのほかの手首の痛みの原因は

痛みの場所が微妙に違う、どれにも当てはまるようで当てはまらないといったときなど、ほかに考えられる病気もいくつかあります。

関節リウマチによって手首が痛くなることもありますし、関節リウマチやキーンベック病が原因で手関節が変形してしまう変形性手関節症。

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手の甲側にできることが多い、ガングリオン。
ガングリオンはこぶ状のものができ、それ自体が痛いというよりは、こぶによって神経が圧迫されることにより痛みが出てきます。

テーピングが有効なのは、どの「手首の痛み」?

カンタンに分類するなら、「手首を休めること」が治療になるものは、ほぼ「テーピングが有効」と見てOK。

具体的な例でいえば腱鞘炎や腱鞘炎が疑われるとき。
病院での治療などでも、コルセットなど固定する器具が使われることもあります。

手首の痛みやトラブルの治し方として紹介されているストレッチやツボ押し、湿布などでの対処と合わせて予防や悪化の防止に活用してみましょう。

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