お米を保存するなら冷蔵庫!というのは、昨今ではテレビなどでも紹介され、常識になりつつあるのかもしれません。
ペットボトルにしろ、ジップロックにしろ、様々な小分け容器で密閉し、鮮度を保てる冷蔵庫で保存すれば、美味しいだけではなく、カビや虫の被害からも逃れられるらしいのです。

それは本当なのでしょうか。
なぜ、そう言われているのか、様々な角度からまとめてみました。

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なぜ冷蔵庫が良い?


お米の保存状態を良くしたいのは、美味しく食べたいからというのもありますが、様々な害から守りたいという要求があるからですよね。
では、お米を保存する事で出会う「害」とは、なんなのでしょう。
まず、誰もが嫌う、「」ですね。
次に、「カビ」。
さらに、「変色、ひび割れ、臭い移り」などなどがあげられ、最終的には、味が悪くなり、艶も粘りも減ってくる長期間保存の害。

これらがほぼ防げるのが、冷蔵庫だと言われているのですが、なぜなのでしょうか。

「虫」については、お米につく虫は、18度以上の多湿の環境で発生するようなので、冷蔵庫のように15度以下の温度になっている所では、まず発生しにくい環境と言えます。

「カビ」については、冷蔵庫の中だろうが外だろうが生えますので、どちらかというと、保存容器の性能に頼る所になるでしょう。

「変色」については、高温、多湿によって変色することから、冷蔵庫の方が保存に適していると言えるでしょう。

「ひび割れ」については、乾燥によって起こるため、どちらかというと保存容器の性能次第になります。

「臭い移り」については、冷蔵庫の中は様々な匂いで充満していますので、あまりむいていませんが、これも保存容器がしっかりしていれば、防げるものになります。

つまり、様々な害のうち、「虫」と「変色」の害をほぼ防げることと、貯蔵温度が下がれば酸化してまずくなる事を遅らせる事ができますので、特に夏場などは、室内の常温よりは冷蔵庫の方が適しているというわけです。

どうせ夏場に入れるのであれば、冬だって、乾燥を防ぐために入れるという事もできますよね。
また、最近のマンション事情などで、室内の通気性が悪く、昼間仕事に行っていて留守がちな部屋では、思ったより高温になっていたります。
そんな場合にも、冷蔵庫の方が温度差が少なく、適していると言えます。

冷蔵庫に入れるならどんな容器で入れる?


「カビ」「ひび割れ」「臭い移り」に関しては、保存容器がしっかりしていないと、いくら冷蔵庫の性能が良くても被害にあってしまいます。
そこで、保存容器が重要になってくるのですが、今は様々な便利なものが売られています。
ネット上でも人気があり知られている、ペットボトルやジップロックの他、タッパーやコンテナ、冷蔵庫に入れる専用の測れる米びつなど様々あります。
また、要は空気に触れにくく、密封できるしっかりした容器であればよいのですから、他にも探せばたくさんの容器があるでしょう。

避けたいのは、米袋そのままをポンっと冷蔵庫に入れてしまう事です。
店で売られている米袋には、重ね置きした時に破裂を防ぐための小さな穴が開いているそうですので、そこから臭い移りもしますし、空気に触れてもいます。
密封されていないという事ですので、保存にはむいていません。

家族の人数や、一度に使う量、買ってきた量にもよりますが、買ってきた量が5キロ以下ならば、冷蔵庫に入れてもそんなに邪魔にはならないでしょう。
入れる時は温度の低すぎない野菜室へ、他の硬い重いものが上に重なってしょっちゅう出し入れするような状況にならないように気を付けて入れましょう。

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室温なら気を付ける事

出典:Yahoo!ショッピング

冷蔵庫が良いとしても、大量にある場合は常温保存しなくてはならない場合もあるでしょう。
その場合は、家の中で一番、直射日光が当たらず、温度変化が少なく、湿度が少ない場所を選びます。

そして、米びつに入れてその場所へ置く事で、冷蔵庫ほど冷えてはいなくても、ある程度鮮度が保てる環境は作れることになります。
また、米びつの中のお米がなくなった時点で、継ぎ足しをせずに、こまめにちゃんと掃除し、洗って乾燥させる事ができていれば、虫もある程度防げます。

ただ、地球全体が温暖化しているため、夏場は、昔よりも気温が上がり、多湿にもなってきています。
そのため、やはり夏場は冷蔵庫へ入れた方が安心かもしれません。

最近では、この事が広まってきたからか、米びつ業界も進歩しています。
クーラー機能付き米びつなるものが売られているのです。

15度以下の温度を保ってくれる、ミニ冷蔵庫のような米びつですので、これなら、冷蔵庫云々言わなくても、お米の鮮度を保ってくれることでしょう。
ただし、値段は、何の機能もついていないシンプルな米びつの5倍~10倍はかかります。
場所の問題を考え併せて、掃除しやすいかどうかも含めて、検討してみる価値はあると思われます。

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まとめ


日本の主食であるお米は、昔なら常温保存が常識でした。
ですが、年々気温が上昇してきている昨今、やはりお米の保存に向いているのは常温よりは、冷蔵庫のようです。

虫の害を防ぐ以上に、空気に触れることによる酸化を送らせてくれるという意味で、美味しいお米を長い間楽しむためには、低い温度が不可欠になってきます。

買ってきて一週間くらいで食べきってしまうならばあまり関係ないのかもしれませんが、それ以上長く保存したいのであれば、小分けにして冷蔵庫に入れるなり、冷蔵機能つきの米びつに入れるなりした方が、美味しく食べられ、かつ、お米をダメにしてしまう可能性を低くすることができます。

そして、冷蔵庫に入れる場合には、鮮度を保つためと、凍ってしまう事による細胞劣化を防ぐためにも、温度が低すぎない「野菜室」で保存する方がよさそうです。
冷凍庫でも保存できなくはないのですが、やはりお米も水分が若干混じっている事から、冷凍保存すると味が落ちる、という人もいます。
ただ、味はそんなに変わらないと言う人もいるので、そこはやってみてから判断してみるとよいかもしれません。

いずれにせよ、冷蔵庫で保存する場合は、保存容器に気を使いましょう。
せっかくいい環境へ入れても、臭い移りがしてしまったり、水分のせいでカビが生えたのでは元も子もありません。
しっかり密封できて、一度に使いきれる量を入れられる容器を選び、使った後残りを冷蔵庫へ戻す事はやめましょう。
一度出した容器で残りをまた冷蔵庫へ戻すと、結局結露して、味を損なったりカビの原因になったりします。

長い期間、おいしさを保つためにも、まだ冷蔵庫へ入れた事がないという人は、試してみてはいかがでしょうか。

参照URL:★おすすめ保存法 – お米の専門店 ライスピア米蔵
米|ごはん・パン・めん類保存のポイント|保存テクニック|旭化成ホームプロダクツ
DIY FACTORY オンラインショップ


 

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