スマホは小さくてコンパクトなパソコンでもあり、ゲーム機でもあり、もちろん通話もできる防犯グッズでもありますよね。

こんなに便利で、今や大人にとってはなくてはならない存在になりつつある機械ですが、子供にはどの程度必要なのでしょう。かわいい我が子に、安全に楽しく使ってほしい一方、かえってトラブルや犯罪に巻き込まれるのではと危惧されている方も多いのではないでしょうか。

現在の全国の状況と、与えるならば気を付けるべき点をまとめてみました。

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全国の中学生ってどれくらいスマホもっているのでしょう


平成29年3月付で発表された、「青少年のインターネット利用環境実体調査」という内閣府の調査によると、平成28年度には、中学生のスマホ所有・利用率は51.7%、携帯と合わせると、62.5%となっています。

高校生にもなると、スマホ所有・利用率が81.1%と、圧倒的にスマホ所持率が上がってきます。ちなみに携帯と両方合わせると97.2%になります。ほぼ全員が何らかの携帯型端末を所持していることに。

小学生の場合は、キッズケータイを利用する家庭が多いためか、スマホの所持率は27.0%なのですが、携帯と合わせると、50.4%になります。こちらも小学生にして半数のお子さんが持っているということですね。

これらのことから、中学生になったと同時にスマホを所持させる家庭が年々増えてきている事が、データから読み取れます。

面白いことに、小学生では携帯の方が率が高いのですが、中学生、高校生と年代が高くなるにつれて、携帯の所持率がかなり下回ってきて、代わりにスマホの所持率が増えてきているのです。小学生にはまだスマホは難しいとか、危険に対する知識がないからスマホを持たせない、という家庭が多いことが予想されます。

しかも、統計によると、首都圏や都市部では普及率が高く、地方と呼ばれる都道府県では、やや低くなっています。

このデータからすると、よく言われるように、「みんなが持っているから自分も持ちたい」と言い出す子供の気持ちもよくわかりますよね。とはいえ、みんなが持っているからといってなんでも与えてしまっては、教育的にもよくありません。

与える事によって、何のメリット、デメリットがあるのか、詳しく見てみましょう。

スマホを子供が欲しいと言ってきたら、与える?メリットは


子供にとっては、スマホの所持により次のようなメリットがあります。
  • 友達と同じ物を持つ事による安心感と、共有できる喜びを感じ、心が安定する
  • 友達と、LINEやメールなど、直接のコミュニケーション以外の繋がりを持つことができる
  • 楽しいゲームができ、友達とそれで遊ぶ事もできる
  • いつでも親と連絡が取れ、防犯に役立ち、安心感にもつながる
  • 早くから持つことで、インターネットの世界に深く興味関心を持つことができる
  • 図書館より手軽に、様々な事を検索ですぐに調べる事ができる
  • 写真や音楽など、スマホ一つでできる事が増え、機器を操作する楽しさを知る事ができる
親にとっては、子どもにスマホを持たせることにより次のようなメリットがあります。
  • 子供の位置情報を把握しやすくなる
  • 子供が困った時や、親が仕事で帰りが遅くなる時など、連絡が密に取りやすい
  • 防犯に役立ち、親の安心感にもつながる
  • LINEなどを使ったり、共通の話題がある事で、親子のコミュニケーションが増えるかもしれない
とにかく便利な、一昔前のパソコンよりも高機能な機械なので、メリットはこれ以外にもたくさんあるかもしれません。

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やはり気になるスマホによるデメリット


どんな便利な機械でも、使い方を誤ると、当然目的に沿わないどころか、とんでもないトラブルに発展する事もあります。一般的に言われているスマホトラブルの例を挙げます。
  • LINEやSNSでのいじめに遭遇する可能性がある
  • スマホ中毒になる可能性がある
  • 知らない人間とSNSでやり取りする事によるトラブルになりがち
  • 迷惑メールや危険なサイトへの繋がりや、見る事については、完全には防ぎきれない
  • ウィルス感染の可能性がある
  • バナー広告や、アプリで有害画像などを見てしまう可能性がある
  • ワンクリック詐欺にひっかかる可能性がある
  • 親に相談なしで課金してしまうトラブルが発生しかねない
  • 有料サイトへの登録を知らずにしてしまう可能性がある
  • 個人情報を漏らしてしまう恐れがある
  • 出会い系サイトや出会い系アプリを利用してしまい、犯罪に巻き込まれる恐れがある
これ以外にも、知らないうちに個人情報を盗まれてしまったなどの犯罪に巻き込まれたり、予期していないトラブルはまだまだあるかもしれません。

みんなはどうやって決めている?どうする?


メリットもデメリットも、どこかで聞いた事あるものばかりだったのではないでしょうか。

近頃では、インターネットによる犯罪も増えているため、テレビでも頻繁に解説したり、ニュースになっていたりします。大人でさえも被害に巻き込まれてしまうネットのトラブル、ましてや子どもならどうなってしまうのでそう。不安が募るかたのいるのではないでしょうか?朝の情報番組では、どの年代の子供に持たせるのか、持たせない方が良いのかなども、議論しているのを見かけます。

持たせるべきか、持たせないべきか、悩みますよね。では、子を持つ親としては、どう考えたら良いのでしょう。

中学校の方針を参考にするケース

地域差もありますが、中学校によっては、防犯のため、携帯かスマホを持たせるように勧めている所もあるようです。一方で、スマホは学校へは持ち込み禁止の所もあります。いくら子供が欲しがり、親も十分に考えた末に与えたとしても、学校に持っていけないのであれば、登下校の際の防犯には役に立ちませんし、連絡ももちろんできないという事になりますよね。

子どもの夜間の外出が心配なケース

また、塾とか習い事に通う時に、夜遅くなるのを心配して持たせるケースもあるようです。

最後の決め手はお子さんの状態を見極める必要が

それぞれの家庭と地域の事情に合わせて、何が今必要で、何は不要になるのか、家族でじっくりと相談してみてから持つかどうかを決めても遅くはありません

どうしても、親の見ていない場所で子供はトラブルに合いがちですし、中学生という年代は第二次反抗期の真っ最中でもあります。困った事が起きても親に相談し辛い年代とも言えますので、子供の発達段階や性格、普段からの家族間のコミュニケーションも判断材料の一つになるのではないでしょうか。

日ごろからお子さんを客観的に理解し、その子の状況などから見極めるのは親の責任ということ。

(関連記事)お子さんのスマホについてはみんな悩んでいます。できることもしっかり考えておきましょう。

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まとめ


携帯電話とスマホを合わせると62.5%という所持率は、平成28年度のものですので、今年度ではもう少し上がるのではと予想できます。とはいえ、子供にトラブルに巻き込まれて欲しくない親としては、我が子に持たせるかどうか、すごく悩む所ではあります。

なんでもそうですが、メリットとデメリットはどちらもあります。

そしてそれは、各家庭や地域の状況、親の知識などによって、少し変わってくるものでもあります。デメリットを防ぐ手段を実行しつつ、うまく良い部分だけを発揮できるのであれば、購入する価値はあると思われます。ただ、なかなか完璧には、デメリットを防ぐ手段を確立できないのがスマホの世界の難しい部分でもあります。

防犯に使うにしろ、連絡手段にするにしろ、どこまでをどうするのかは、面倒でも苦しくても、親と子供で相談し、一つ一つ決めていくと、親子のコミュニケーション関係の向上にも役に立つことでしょう。

親がすべての条件を決め切ってしまうと、これまた難しい年代でもありますし、子供の探求意欲により、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も出てきます。
できれば、親がしっかり知識を持ち、ここはこういう懸念があるから使わせられない、でもこういう条件ならば使ってもいい等、説明しつつ、お互い納得の上で、持つ、持たないを決められるといいですね。

参照 engadge
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