サービスエリアで宿泊…と言えば、自分の車で一晩、車中泊をするというイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。しかし、実は意外と、きちんと宿泊できる施設が整っているところもあるのです。サービスエリアに宿泊できるとなれば、これまでとはまた違った旅の仕方ができるかもしれません。今回は、そんな施設を一挙ご紹介します!

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ハイウェイホテルって何?

ハイウェイホテルとは、高速道路のサービスエリアにある宿泊施設のことです。

わざわざ高速道路から降りることなく宿泊できるので、長距離移動をする方にとっては、とても便利な施設です。

調べてみると、全国にいくつかあります。

全国のハイウェイホテル一覧


それでは、各地にあるハイウェイホテルを紹介していきます。

レストイン時之栖(ときのすみか)

東名高速道路の足柄サービスエリア(上り)にあります。お部屋はビジネスホテルのようなシングル・ツイン・和室に加え、なんとバリアフリーのお部屋も1室用意されています。ベッドだけでなくドアやお風呂の形状も、通常のお部屋とは異なり、きちんと利便性のあるお部屋になっています。

詳細はこちら▶ http://www.tokinosumika.com/restinn/

レストイン多賀

名神高速道路の多賀サービスエリア(下り)にあります。多賀サービスエリアは上り線と下り線の連絡通路があるので、上り線を利用する方でも、車を上り線の駐車場に置いて、ホテルまで行くことができます。

部屋はシングル・ツイン・和室があり、どれもシンプルなお部屋です。(全室禁煙)
大浴場もあり、温泉ではなく銭湯ですが、足を伸ばしてゆっくり入ることができるのは嬉しいですね。インターネットから宿泊予約も可能です。

詳細はこちら▶ http://www.greens.co.jp/taga/

ファミリーロッジ旅籠屋(はたごや)佐野サービスエリア店

東北自動車道の佐野サービスエリア(上り・下り)にあります。上りからも下りからも、すぐ近くまで車で行くことができます。ここのサービスエリアにはドッグランがあり、ペットを連れて宿泊される方もおられるようです。ペット連れのお客様には、ホテル側もしつけやマナーの点、そして共有ラウンジへの連れ出しをご遠慮いただくなど重々お願いしているので大丈夫だと思いますが、動物アレルギーを持っている方は、事前によく検討した方がいいかもしれません。

詳細はこちら▶ http://www.hatagoya.co.jp/025_SanoSA/index.shtml

ファミリーロッジ旅籠屋 宮島サービスエリア店

山陽自動車道宮島サービスエリア(上り)にあります。専用通路があるので、下りからもホテルへ入ることができます。こちらは朝食無料サービスがあるほか、Wifi無料サービス、また車イス対応のバスルームがあるお部屋もあります。

詳細はこちら▶ http://www.hatagoya.co.jp/034_MiyajimaSA/index.shtml

ファミリーロッジ旅籠屋 壇之浦パーキングエリア店

関門自動車道檀之浦パーキングエリア(上り)にあります。こちらも、専用通路で下りからも入ることができるほか、車イス対応バスルームのあるお部屋があります。ただし、2016年12月より、檀之浦パーキングエリアのレストラン棟の耐震工事による建て替えにより、しばらくの間レストラン、スナックコーナー、ショッピングコーナーが閉鎖されます。詳しくは公式HPのトップページに記載があるので、よくご確認の上ご利用ください。

詳細はこちら▶ http://www.hatagoya.co.jp/022_DannouraPA/index.shtml

なお、ファミリーロッジ旅籠屋は、2017年中にもさらに数か所オープン予定です!このような施設が広がっていけば、車移動もますます便利になりますよね。

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それ以外の宿泊・休憩施設


次に紹介するのは、ハイウェイホテルの定義(主に高速道路の休憩施設内に設置される宿泊施設)に、厳密に言えば当てはまりませんが、近からず遠からずといった存在の施設です。

桜ヶ池クアガーデン

東海北陸自動車道 城端サービスエリアのすぐ外にあるホテルです。

こちらはサービスエリア内の駐車場に車を停めて、専用通路からサービスエリア外に出て、ホテルへ入ります。

宿泊だけでなく日帰り温泉もあるので、例えばお食事と温泉だけ楽しむというプランも良さそうですよね。
また、シンプルなハイウェイホテルとは違って、建物自体も素敵です!スパも充実しており、大人の女性旅にオススメです。

詳細はこちら▶ http://sakuragaike.co.jp/

牧之原サービスエリア(下り)

次に紹介するのは、「高速道路内にある、ハイウェイホテル未満の充実した休憩施設」といったところでしょうか。

東名高速道路 牧之原サービスエリア(下り)には、無料で使える24時間営業の休憩スペースがあります。
広い部屋で雑魚寝ができ、照明も薄暗いため仮眠をとりやすい環境です。

コインシャワー、コインランドリー、マッサージ機も用意されています。またフードコートも24時間営業で、朝食バイキングなどもあるので、長旅の疲れを十分に癒すことができそうです。

詳細はこちら▶ http://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/guide?sapainfoid=36

なお、上りにもシャワーはありますが、休憩スペースはないようです。

また、設備は公開されている情報から変更となっていることもあるので、利用を考えている方は、念のため事前にサービスエリアへ確認しておくことをオススメします。

仮眠室としても利用可 ドライバーズスポット天神屋

ドライバーズスポット天神屋とは、下の一覧のサービスエリアにある24時間営業の飲食店ですが、食事やお弁当のほか、シャワールーム・コインランドリー・リクライニングチェアなどの設備が整っています。
リクライニングチェアは、とても小さな個室に1つずつ置かれており、背もたれを倒してもフルフラットにはならないものの、プライベートな空間でゆっくりと休むことができます。

【ドライバーズスポット天神屋 店舗一覧】
・静岡サービスエリア(上り・下り)
・駿河湾沼津サービスエリア(上り・下り)
・浜松サービスエリア(上り・下り)
・掛川パーキングエリア(上り・下り)

どんな時に使える?メリット・デメリットは?

ハイウェイホテルは、一室の利用人数が多ければ多いほど、一人当たりの単価も低くなってくるため、費用を抑えたいときにはぜひオススメします。

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また先を急ぐ、もしくは少しでも睡眠時間に充てたいから、わざわざインターを降りる時間がもったいないというときにも非常に便利です。

サービスエリアでは車中泊をしている人もいますが、やはり宿泊施設が近くにあるならそちらを使った方が、翌朝の体のコンディションが全く違ったものになるはずです。

デメリットはあまりないかと思いますが、あるとすれば、ホテル自体の規模は小さめなので、予約ですでに埋まってしまっていることも多いといったところでしょうか。

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まとめ


ふつうのシンプルなホテルと、設備的にはあまり変わらないハイウェイホテル。

サービスエリア内にあるというのは、長距離移動をする人にとっても、大変ありがたいものです。また、道中このハイウェイホテルで一晩休憩を入れることによって、さらに先まで運転して行けるようになり、行動範囲をぐっと広げることもできるかもしれませんね。

運転の疲れをリフレッシュするために、またそのサービスエリアを十分に楽しむために、ゆっくりと1泊されてみてはいかがでしょうか。きっと、旅がより一層充実したものになるはずです!


 

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