蕁麻疹って経験している人はわかると思いますが、たまらない痒みに襲われて辛い物です。
既に蕁麻疹体質の人だと、「光の刺激がある脱毛って、蕁麻疹体質でもできるの?」って気になる所ではありますよね。
知らない人にはイマイチ見たことなかったりしてどんなものかわかりずらいものでもありますが、蕁麻疹がでると、痒みを伴なう膨疹と呼ばれる赤いふくらみがあちこちに出てきて、ブツブツや膨疹同士がくっついた大きな地図のようになる場合もあります。ひとたび蕁麻疹が出ると、数時間で治まる人もいれば、半日~1日くらい続く人もいて、原因も症状も人それぞれなのです。
もし蕁麻疹が出ちゃったらどうする?という部分もあわせて考えてみましょう。
他にもこちらも参考にしてみてくださいね。
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そもそも蕁麻疹が出やすい人は脱毛を断られちゃう?
蕁麻疹なんて一度も出たことない!という人もいれば、ちょっとした刺激でよく出てしまう・・というお悩みを持っている人もいますよね。
毛根にダメージを与える脱毛は、蕁麻疹持ちだと断られちゃうのでしょうか?
いえいえ、そんな単純なものでもありません。蕁麻疹自体も謎の多い物ではありますが、しっかり自分の状態を調べて把握すれば、脱毛OKの場合もあります。
蕁麻疹の症状が落ち着いていれば大丈夫
蕁麻疹は、原因がわかっている場合もわかっていない場合も、皮膚科で診てもらったら大抵薬を処方されます。
蕁麻疹の主な症状が、ヒスタミンという物質による血管拡張や痒み神経の刺激で現れますので、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を処方されている方も多いでしょう。薬の種類も豊富で、その人の体質によって薬の強さや種類が処方されていますので、慢性的に蕁麻疹の症状が出ている人でも、薬を飲めば落ち着き、しばらくは薬なしで大丈夫といった状態が続きます。
薬を服用中は、脱毛はできませんので、その間は脱毛をお休みしてください。蕁麻疹が今まさに出ている状態でサロンに行っても、もちろん脱毛を断られてしまいます。
でも、今現在皮膚の状態が良好で、蕁麻疹が出たとしても薬で落ち着く状態が続くのであれば、最初のカウンセリング時に相談してみましょう。薬の内容によっては光を当てる時は内服しないようにするなどの特別な扱いをする必要があるかもしれませんが、光や熱の刺激以外のアレルギー性蕁麻疹などで原因がはっきりしているものなどは特に、脱毛可能な場合もあります。
また、比較的肌への刺激が少ない最新脱毛方式のSHR脱毛(バルジ脱毛)を選ぶと言うのも手です。SHR方式の脱毛は、IPL方式やSSC方式に比べて皮膚へ与える熱が低く、ダメージを抑えることができるからです。小さなお子さんでも脱毛できるというSHR方式の脱毛は、まだ導入サロンは少ないとはいえ、これから増えていくであろうことは予想できます。
蕁麻疹の心配はカウンセリング時にまずは相談しましょう
蕁麻疹は、実は7割は原因不明と言われています。
それでも、過去に何度か蕁麻疹が出た事のある人は、その症状が出る前の行動や食べ物、生活習慣などからある程度原因が特定できている場合があります。食べ物によるアレルギー症状ならもちろん脱毛では影響がある事は考えにくいのですが、アレルギー体質であれば他の刺激から誘発されてしまう可能性もありますので、注意深く様子をみる必要があります。
いずれにせよ、慢性的な蕁麻疹を持っているようであれば、まずは医師に相談してみましょう。
特に、もし体温変化や汗、光刺激で起こるタイプが疑わしいと思ったら、一度皮膚科でしっかり原因を調べて意見を聞いてから脱毛するようにしましょう。
光刺激といっても様々なタイプがあり、紫外線刺激にしか反応しないようであれば、サロンの光は問題ないという事になります。
いずれにせよ、カウンセリング時にしっかり隠さず話をして、脱毛する上でローションや光と内服薬が悪影響を及ぼさないように気を付ける必要があります。
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脱毛後に蕁麻疹が出たらどうすればいいの?
脱毛後に蕁麻疹が出る事もある?
過去に蕁麻疹が出た事のない人でも、光を当てることによって蕁麻疹が出る事もあります。この場合、多くは脱毛後すぐではなく、5時間~70時間後に出ることも多いのが特徴です。すねに出る事が多いのですが、まれに上半身や全身に出てしまう事もあるようです。
また、もともと蕁麻疹が出やすい人も、肌に刺激が加わる事で様々な理由から蕁麻疹が誘発されてしまう事もあります。脱毛時に使うジェルが合わないとか、熱によるものなど様々な理由が考えられますが、過去に思い当たる同様の刺激があれば医師に相談するようにしましょう。
脱毛後に異変が出たらまずは蕁麻疹か他の赤みか見極める
脱毛後は、かくれ日焼けとも言える炎症反応が皮膚の下の毛包のあたりで起こっています。
チクチクする痛みや痒みと共に、炎症が広がって赤くなっていたり、毛嚢炎と呼ばれる感染によるニキビ上の湿疹が出てしまう事もあります。これらは蕁麻疹とは違うので冷やしたり清潔にする事で収まってきますが、もし膨疹が出て一向にひかないような状態であれば、すぐに皮膚科を受診しましょう。
脱毛後に蕁麻疹が出ても落ち着いたなら
もし症状が落ち着くようであれば次回サロンに行った時に相談し、光の出力をまず下げてもらうようにしましょう。もちろん、その前に医師と相談する必要がありますが、トラブルを避けるためにも安全性に配慮してもらいましょう。
皮膚が弱い人や、アレルギー体質の方は、蕁麻疹が出やすい傾向にありますので、もしも慢性化するようでしたら、医師のいないサロンではなく医療機関での脱毛も考えてみましょう。医療機関での脱毛は、サロンに比べると高価になりやすいのですが、肌の状態を専門の医師が見極めながら施術してくれたり、もしも脱毛後に肌トラブルが発生してもアフターケアをすぐにしてくれるので安心感があります。
また、なるべく低刺激の脱毛を行うことで蕁麻疹が出にくくするというのも検討してみましょう。
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蕁麻疹体質だからって脱毛をあきらめなくてもOK
もちろん、今蕁麻疹が出ている場合には、まずはその治療を先に行わなければなりませんが、肌が落ち着けば脱毛可能ですのでちょっとだけ待ってくださいね。
また、日ごろからの肌ケアや脱毛後の肌ケアをしっかりと行うことで、蕁麻疹が出にくくなったり、他の肌トラブルを招きにくくなります。
これから脱毛を考えている人は、こちらも参考にしてみてくださいね。
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