仕事が忙しい場合などに、眼精疲労を起こして、それから頭痛が生じる場合が多く見受けられます。
それらが生じる原因や対処法、頭痛に良く効くツボなどについて調べてみました。

 

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眼精疲労とは?

我々の目は、歳をとってきますと焦点、すなわちピントを合わせるという「調節力」が低下してしまいます。
また、加齢だけでなく、遠視の人、メガネやコンタクトレンズで過矯正している人なども近くのものを見るためにピントを合わせることが難しくなっているのです。
過矯正というのは、メガネなどで度数を強くし過ぎていることで、良く見えますが、目が疲れてしまいます。
我々の目でピントを合わせているのは、レンズの役割をしている眼球の中の水晶体と言う部分になります。
この水晶体が厚みを調整することによりピントが合うのです。
しかし、この水晶体の厚みを実質的に調整しているのは、眼球の周りにある毛様体筋と言う筋肉なのです。
この毛様体筋を長時間にわたって酷使してしまいますと、目に疲労が蓄積して眼精疲労を発症させてしまいます。
仕事などで一日中端末の画面などを睨んでいる場合、帰り際に目のピントが合いにくくなっているのはこの眼精疲労によるものなのです。

眼精疲労から頭痛が起こるの?

眼精疲労は、頭から肩にかけてさまざまな症状を併発してしまいます。
例えば、強い肩こりは、眼精疲労から来ているケースが多く見られるのです。
また、眼精疲労からくるひどい肩こりは、頭痛やめまいまで引き起こしてしまいます。
一日中端末に向かって仕事をしていますと、帰り際には目のピントが合いにくいだけでなく、肩の周辺がカチンカチンに凝り固まっているのです。
この眼精疲労からくる肩こりによって引き起こされる頭痛には二つのタイプがあります。
一つは緊張型頭痛と言われるものであり、もう一つは偏頭痛です。
頭痛には、一般的に3つのタイプがあり、緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛です。
このうち、群発頭痛は通常眼精疲労からは生じません。
従って、眼精疲労からくる頭痛である緊張型頭痛や偏頭痛は肩こりと一緒に予防したり、解消する必要があります。

眼精疲労から生じる頭痛の症状

緊張型頭痛は、頭がキリキリと何かで締め付けられているように感じられる頭痛で、肩や首などの緊張が続いた場合、肩こりと一緒に症状が出るのが特徴です。
また、偏頭痛は、発作的に起こる頭痛で、こめかみや側頭部がずきんずきんと脈打っているのがわかるような痛みで、吐き気まで伴うことがあります。


眼精疲労からほかの症状を併発するということは、それだけ目の疲れが蓄積されているということでもあります。
「この頭痛は眼精疲労からだなぁ」という心当たりのある頭痛があったなら、今日はラクだなという日でも、目の疲れを溜めてしまわないようしっかりケアするのがオススメです。

眼精疲労からくる頭痛はどんな人に多いの?

通常、脳が思考作業をする場合には大量の血液が必要であり、そのために首の左右には頚動脈と言われる太い4本の動脈が通っています。
よく、時代劇などで首を切ると血しぶきが勢い良く飛ぶシーンがありますが、あれは頚動脈が切られることによって生じる現象です。
肩こり、すなわち肩の筋肉の緊張が強まりますと、筋肉が硬くなって首の動脈を圧迫してしまいます。
そのため、血流が悪くなり、脳に充分な血液が行かなくなったり、静脈に血が溜まってしまいます。
その結果、酸素不足が起こって頭痛やめまいが生じてしまうのです。

眼精疲労からくる頭痛になり易い人

従って、基本的には、眼精疲労からくる頭痛がし易い人は、オフィスなどで一日中端末を見て作業をして、同じ姿勢を長時間している方になります。
昔は、童謡で「母さんが夜なべして手袋編んでくれた」という歌詞がありましたが、長時間編み仕事をする主婦が多く、この眼精疲労からの頭痛も多かったようです。
また、メガネやコンタクトレンズでレンズの度数を上げ過ぎますと、よく見える代わりに目が疲れ易くなります。
このような方も眼精疲労から頭痛になり易いと言えるのです。
その他、長時間の車の運転やストレスなどによっても生じてきます。

 

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眼精疲労から頭痛になった場合の対処法は?

一番の対処法は、眼精疲労にならないようにすることです。
いわゆる予防措置です。
  • 適正な度数のメガネ、コンタクトレンズを使用する
  • 部屋の明るさは明るくし過ぎないこと
  • パソコンなどの端末作業は背筋を伸ばして、目をディスプレイに近づけ過ぎない
  • パソコンなどの端末作業の際は、1時間に10分程度目を休ませる
  • スマホなどでゲームに夢中になって長時間同じ姿勢で見つめないようにする
などの予防措置を日常的にとることで、眼精疲労はかなり低下します。
また、普段から目や体の血流をよくする抗酸化作用のある食物を摂取したり、ブルーベリーなどのサプリメントなどを利用するのもいいでしょう。

また、実際に眼精疲労から肩こり、頭痛が生じてしまった場合には、蒸しタオルなどで目を温めて、毛様体筋の血行をよくするマッサージをすることが有効です。
なお、目の毛様体筋のマッサージケアについては、以下のサイトで詳しく出ていますので、確認してください。

目のクママッサージ

偏頭痛の際の対処法

偏頭痛の場合は、脳の中枢神経周りの血管が拡張しているため、冷やすことが必要になります。
また、コーヒーには偏頭痛を解消する効果があります。
コーヒーのカフェインが脳の中枢神経周りの血管を収縮させる効果があるためです。
拡張した血管を収縮させることで偏頭痛を抑えることが出来ます。
但し、コーヒーで偏頭痛は抑えられても、肝心の眼精疲労、肩こりは残っていますので、そちらの解消は必要です。

眼精疲労から頭痛に良く効くツボがあるの?

眼精疲労から肩こり、頭痛が生じる場合に良く効くツボはいくつかあります。
その中で、代表的なものをご紹介します。
一つは天柱(てんちゅう)、肩井(けんせい)と呼ばれる肩や頭のツボです。
また、手にも「合谷(ごうこく)」というツボがあり、肩から顔面、頭にいたる万能のツボと言われています。
さらに眼精疲労や頭痛に良いとされる「晴明(せいめい)」という顔にあるツボもあります。

天柱(てんちゅう)と肩井(けんせい)

天柱は、首の後ろにあり、髪の生え際です。
肩こりからくる頭痛や眼精疲労に良く効くツボになります。
また、肩井は首の後ろの根元と肩先の中間にあります。
位置的には自分で押すのは難しいかもしれませんね。
ご家族にやってもらうのもよいでしょう。
肩こりのツボを抑えることで、肩こりが解消され、頭痛も軽減されますよ。

出典:hクリニック

合谷(ごうこく)

合谷は、「万能なツボ」と言われています。
頭痛に肩こり、神経系にも効果があるとされています。
手の甲の、親指と人さし指の骨の付け根の間にあるツボです。
指で押すと痛みを感じる場所です。

出典:ツボ辞典

魚腰(ぎょよう)

眉の中央より少し下にあり、目の疲れだけでなく頭痛にも効果あり。
魚腰は眼筋マヒの治療にも用いられることがあり、角膜や水晶体、目を取り巻く筋肉に強く影響しますので、指圧する際は強く押しすぎないよう注意が必要です。

同じ眉のライン上には、眉頭の攅竹、眉尻の糸竹空があり、どちらも目の疲れや頭痛に効果のあるツボです。
特に糸竹空は読書やパソコン作業など集中して見ることが必要な作業のあとに押すことで、神経が和らぎリラックスできる効果も。

睛明・承泣・瞳子りょう・太陽

睛明は左右の目頭から少し鼻寄りのくぼみのところにあります。
頭痛に効果があるツボです。

引用 ツボ辞典


睛明から目の下側を通って目尻までのラインに承泣・瞳子りょう・太陽というツボがあります。

出典:BEAUTY!VOICE


どれも目のふちの骨に沿ってありますので、目の方へ力をかけないよう注意が必要。
たとえば承泣であれば、指をあてたら押し下げるようなイメージで下向きに指圧します。

どれも目に効くツボですが、こめかみにある太陽に至っては別名「眼医者ごろし」。
ピント調整機能の衰えである老眼に非常に効くツボですので、眼精疲労時にも睛明などと合わせて押していくことでラクになりますよ。

その他にも、足の「足三里(あしさんり)」、首の「身柱(しんちゅう)」、手の「養老(ようろう)」、顔の「四白(しはく)」なども頭痛、眼精疲労に良いとされています。

眼精疲労から頭痛に良く効くツボの押し方はあるの?

眼精疲労、肩こり、頭痛に効くツボを指の腹を使って押してやります。
「痛いッ、でも気持ちいい」と言う程度の強さでゆっくり押すのがコツです。
数秒押しては力を抜き、また押すという繰り返しをリズム良く行なってください。
強過ぎますと、逆効果になってその場所が痛くなることがありますので、力を入れ過ぎずにやりましょう。
特に、目の周辺になる晴明などは眼球を圧迫し過ぎないように注意してください。
天柱と肩井については、次のような工夫が必要です。

天柱・・・2本の太い筋肉の外側にあるくぼみを両手で頭を抱え込むように、親指でツボを刺激します。
肩井・・・ご家族に後ろに立ってもらって、肩をつかむ要領で親指で強く揉み押す感じでやってもらってください。

 

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まとめ

現代病とも言われる肩こりは眼精疲労からくる場合が多く、頭痛まで伴います。
毎日、会社で一日中端末のパソコンと同じ姿勢でにらめっこしていますと、肩はコリコリ、目のピントは合わないなどの症状が出て、頭痛までしてくることがありますね。
これらが生じた時には、温かいタオルで目の周りを温めてやるのが取り敢えずの対処法です。
でも、本来的には、1時間には10分程度の休憩をとったり、パソコン画面に目を近づけ過ぎないなどの工夫などにより、発生そのものを軽減することが出来ます。
また、休憩時間にスマホなどを見過ぎないなどの注意をすることも予防となります。
眼精疲労から肩こり、頭痛がした場合には、天柱、肩井、合谷、晴明などのツボを押してやることで症状を和らげるコツです。
いずれにしても、まず、症状を発生させない予防措置が必要です。
普段の会社などにおける発生をさせない工夫に努力してみてください。

他にも気になる目の症状があればこちらもどうぞ。


 

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